VOXY70系(70,75)のスライドドアに付いているリアウィンドウモール(水切りモール)が劣化して困っている人
→具体的な交換手順10ステップを使って、スライドドアのウィンドウモールの交換手順を教えるよ!
- スライドドアのウィンドウモールは内張を剥がさなくても交換できる
- 部品はトヨタ販売店で取り寄せ出来る
- 部品代は約3,000円ほど
「VOXY70系のスライドドアに付いているウィンドウモール(水切りモール)が劣化して割れているので交換したい。」と困っていませんか?
実はこの記事に書いてある手順を実践すると、自分でウィンドウモール(水切りモール)を交換できます。
この記事では私が実際に行った手順と、本文の随所に実際に作業としないと分からない気づきやノウハウを散りばめてますので、ぜひご自身の施工時に役立ててください!
内容(押すと移動できるよ)
- 1 【前段】ウィンドウモールの交換方法がネットに無い
- 2 この記事を読んでできること
- 3 準備物
- 4 ウィンドウモールの費用
- 5 【手順1】養生テープの貼り付け
- 6 【手順2】スライドドアのゴムパッキン取り外し
- 7 【手順3】ウィンドウモールの右(前方)側を外す
- 8 【手順4】後方のクリップを外す
- 9 【手順5】ウィンドウモールの取り外し
- 10 【手順6】新しいウィンドウモールから青色クリップを外す
- 11 【手順7】青色留め具を本体に取り付ける
- 12 【手順8】新しいウィンドウモールを通す
- 13 【手順9】ウィンドウモールを固定する
- 14 【手順10】ウィンドウモール後方を取り付ける
- 15 【完成】
- 16 【振返り】取り付け作業をしたからこそ分かった事
- 17 まとめ
【前段】ウィンドウモールの交換方法がネットに無い
VOXYのスライドドア「ウィンドウモール」に関してのネット情報は非常に少ないです。
しかし、実際は・・・・
1列目(運転席、助手席)のウィンドウモール交換方法はあるのに、スライドドアの交換方法が見つからないのです!
ググる事を特技にしている私が一週間もの間、ネット上、YouTubeなど様々なページを徘徊しましたが、写真付きで手順を説明しているものが無かったのです!
もし、「もっといい方法があるよ」だったり「正しい手順を知っている」という方がいれば、コメント欄で教えていただけると嬉しいです。
この記事を読んでできること
この記事の手順を読むと以下写真の通り、スライドドアのウィンドウモールを交換することが出来ます。
施工前がこの写真です。
ウィンドウモールが劣化して水切り部分が剥がれています。
そして、ウィンドウモールを交換した後の写真がこちら。
劣化したゴムがどこかみすぼらしさを感じさてていましたが、交換後は綺麗さっぱりと元通りになりましたね。
是非一度トライしてみてください。
それでは、準備物を教えますね!
準備物
それでは早速、準備物をお伝えしていきます。
- ウィンドウモール×1
- 養生テープ×1
- 内張り剥がし×1
- (あれば)細かいゴミを拭き取るウェス
ウェスは現在取り付けされているウィンドウモールを取り外した際に、ゴムが劣化して車体についていたりします。
それを取るのに使います。ウェットティッシュなどでも代替可能です。
ウィンドウモールは取り付けしている場所によって型番が細かく異なるため、最寄りの販売店で注文する方が間違いなく、安心です。参考までに私が取り寄せしたウィンドウモールの型番を載せておきます。
ウィンドウモールの費用
販売店での部品取り寄せした場合は約3,000円でお釣りがくるレベル感です。
お盆や年末年始など販売店には長期休暇があるので、それにあたると部品取り寄せに10日ほどかかることもあります。
以上で準備物は完了です。
それでは早速手順の説明に移りましょう。
【手順1】養生テープの貼り付け
今回の作業では内張り剥がしを用いるので、養生テープで車体のボディを保護します。
具体的には、写真のようにウィンドウモール真下の内張り剥がしが当たる部分を保護しましょう。
↓こっちが右側(前方)部分です。
そして、↓こっちが左側(後方)の写真です。
内張り剥がしはテコの原理を使って作業しますので、ボディに当たる部分は必ず養生テープで保護しましょう。
【手順2】スライドドアのゴムパッキン取り外し
次に、スライドドアを開けたときに見えるゴムパッキンを外していいきます。
ゴムパッキンは一番上にあるクリップを外すと簡単に取り外せます。
この作業をしなくても後続の手順はすすめると思いますが、念の為作業中による傷つきを懸念して取り外しています。
【手順3】ウィンドウモールの右(前方)側を外す
ココからが本番のウィンドウモールの取り外しです。
VOXY70系のウィンドウモールは両サイドがクリップで固定されています。
スライドドアの右側(前方)は通常よく見る凸のクリップです。
一方、スライドドア左側(後方)は今まで見たこと無い凹型のクリップでした。
まずは内張剥がしを使い、前方のクリップを外しましょう。
【手順4】後方のクリップを外す
次にウィンドウモールの後方を取り外していきます。
先程も触れたとおり、後方のウィンドウモールは前方と異なる青色のクリップで固定されています。
イメージで言うと、ウィンドウモールが凹の型をしていて、その凹のさらに内側に小さな凹形のクリップを入れている形です。
内張剥がしを差し込んで「パキッ(ウィンドウモールの凹と留め具の凹が外れる音)」と音が鳴れば良いと思います。
この手順は私が交換作業を実際にやった際の反省点から追記しています。
私はウィンドウモールのクリップがスライドドアの右側(前方)にしか無いものと思っていたので、前方のクリップを取り外したら、そのまま力ずくでウィンドウモールを取り外しました。
すると青色の留め具が割れる形でウィンドウモールが取り外せました。
【手順5】ウィンドウモールの取り外し
ウィンドウモールを右側(前方)からスルッと抜いていきましょう。
【手順6】新しいウィンドウモールから青色クリップを外す
次に、新しいウィンドウモルを袋から取り出します。
ウィンドウモールは大きく「ウィンドウモール本体」と「青色クリップ」から出来ています。
この両者は分離することができるので、青色の留め具を取り外しましょう。
【手順7】青色留め具を本体に取り付ける
取り外した青色クリップをスライドドア後部の穴に取り付けします。
クリップを先に付けて、あとからウィンドウモールが入るのか!?と不安に感じると思うのですが、うまいことはまるのでご安心を。
【手順8】新しいウィンドウモールを通す
新しいウィンドウモールを抜いたときの逆の動作をするように後方まで通していきます。
【手順9】ウィンドウモールを固定する
ウィンドウモールを窓に差し込んでいきましょう。
【手順10】ウィンドウモール後方を取り付ける
最後に、青色クリップの上にウィンドウモールが来たら、限られた隙間にウィンドウモールを差し込む必要があるので、ウィンドウモール上部から斜めに差し込みます。
あとはウィンドウモールを青色クリップに押し付けます。
すると「パキッ」と音がなり、固定できます。
ここは私が取り付け方法が分からず、30分も右往左往した所です。
青色留め具を付けている状態だと、ウィンドウモール後方が隙間に入らないのです。
ウィンドウモール上のパネル(以下写真)を取り外ししないといけないのか?など、結構力ずくで試行錯誤していたのですが、まさかの固定具を先に取り付けるという変化球でした。。。
【完成】
取り付け完了した姿がこちらです。
新車並みに綺麗になりましたね!!
【振返り】取り付け作業をしたからこそ分かった事
今回、ゴムパッキンが割れているのを見つけ「雨の日にスライドドラ内部に入り込んでしまうのでは?」という懸念から施工を急ぎました。
しかし、実際にウィンドウモールを取り外ししてみると、内部にもう一つゴムパッキンがあったのです。
さすが細かい部分まで考えられていますね。
だからといって交換をしないという選択肢は無いのですが、気持ちに余裕が生まれます。
まとめ
最後まで読み進めていただき、ありがとうございました。
自分が作業するイメージは付きましたか?
最後にもう一度、手順の中で大切な部分を振り返りましょう。
・スライドドラのウィンドウモールは内張りを外さなくても交換できる(外側の他の部品を外す必要も無し)
・新しいウィンドウモールを取り付けする際は、後方の留め具を先に車体に設置しておく
今回、インターネット上に作業手順が無い中で探り探りで整備を行いました。
結果的に素人ながら目的のウィンドウモールの交換をする事ができましたが、何が正しい手順なのかはまだハッキリしていず、もやもやしています。
もし、「もっといい方法があると」だったり「正しい手順を知っている」という方がいれば、コメント欄で教えていただけると嬉しいです。