この記事を読むと、カーエアコンのカビ臭さを一発で解消し、さわやかな車内空気を取り戻すことが出来ます。
こんにちは、うみにん(@11tejun)です。
吹き出し口に取り付ける芳香剤も市販で出ていますが、カビの臭いに強い芳香剤の匂いが重なり余計に臭くなりますよね。
私も5年間乗り続けた愛車から、いきなりカビ臭が発生し、何が原因かもさっぱりわかりませんでした。
様々な商品を試す中でついに「これだと納得がいく消臭効果が得られる!」と感じれる商品(クイックエバポレータークリーナーⅢ)に出会えました。
そこで今回!
今回検証に使用する車はTOYOTAのVOXY(型番ZRR75G)ですが、基本的にどの車でも作業できる内容ですので、臭いに困っている方がいらっしゃいましたらお試し下さい。
※薬品はちょっと怖い!って方は「【VOXY】初心者でも簡単!エアコンのカビ取り手順5個」にて、別の方法を解説していますので見てくださいね!
内容(押すと移動できるよ)
【原因】臭いの正体はエアコン内部のカビ
嫌な臭いの原因のほどんどはエアコンのブロアーと呼ばれる送風機、および空気を冷やすエバポレーターについたカビです。
特に車のエアコン設定を内気循環(以下の写真でオレンジ色のボタンが内気循環にしている状態)にしている場合は、特にカビが発生しやすい状況です。
またエアコンを効かせている状態でいきなりエンジンを切ることも要注意です。
エアコン内部はとても冷えている状態です。
しかし、その状態でエンジンを切った場合、内部で結露を起こしてしまうのです。すると湿度が上がりカビが発生するという悪循環が発生します。
【臭い対策(準備)】クイックエバポレータークリーナーⅢ
今回使用するのは【クイックエバポレータークリーナーIII】という商品です。
参考までに私が様々なサイトを歩き回って見つけた一番安く手に入るリンクを以下に載せておきますね。
それでは早速、エアコンの洗浄手順を見ていきましょう。
尚、amazonプライム会員になると送料無料になるので、おすすめです。
【臭い対策1】助手席のグローブボックスを取り外す
グローブボックスの両サイドを内側に押しながら、手間に引っ張ります。
すると簡単にグローブボックスが外せます。(写真↓)
しかし、グローブボックスは左側面に付いている支柱があるので、まだ外れません。
なので、次の写真のように支柱を外してやります。
以上でグローブボックスを外す事ができます。
【臭い対策2】エアコンフィルタを外す
グローブボックスを外すと以下の様な白い物体が見えていきます。
上部の四角い部分がエアコンフィルターが入っている場所、そして、下部の円柱部分が送風機(ブロアー)です。(写真↓)
では、早速エアコンフィルターを外します。まずは蓋をとります(写真↓)
次に、中にあるエアコンフィルターを取り外します。ただ単に置いてあるだけなので引き出すだけです。(写真↓)
エアコンフィルターを取り出すと以下のように送風機が見えるようになります。
今回使用するエバポレータはこの送風機に対してスプレーします。(写真↓)
【臭い対策3】エバポレータの設置準備
エバポレータに添付されている手順書にも書いてありますが、以下の様に組み立てます。(写真↓)
正しくは、細い方がスプレー側、太い方が吹き出し口となります。確かに、液漏れがひどかった記憶が。。。
組み立てたら、管の先端が送風機に向かうように、設置します。(写真↓)
【臭い対策4】車のエアコン設定
次にスプレーを開始する前に効果的にエアコン洗浄を行うため、エアコンの設定が必要です。
- A/CをOFFにする
- 温度設定を最小にする
- 風量を最大にする
- 内気循環にする
- 全ての吹き出し口を開ける。
【臭い対策5】エバポレータ噴射
それではスプレーの噴射を開始しましょう。
スプレーの噴射は2分ほどで止まります。
【注意】私の場合、黒いプラスチックが外れてしまい、周りが薬剤だらけになってしまいました。。必ずしっかり固定しましょう。
【臭い対策6】A/CをONにして5、10分
スプレーの噴射が終わったらA/CをONにして、しばらく待ちます。これにより車の下から薬剤と汚れが排水されます。(写真↓)
【臭い対策7】元に戻す
A/CをONにしている間に、エアコンフィルターとグローブボックスをもとにもどしましょう。以上で洗浄作業は完了です。(写真↓)
【臭い対策結果】効果検証
洗浄直後
洗浄直後は薬剤の「すぅっ」とした臭いがエアコンを起動した際にします。
冷房効果が上がったように感じます。
※実際に温度は測っていないので、あくまで体感です。
洗浄1週間後
1週間もすると薬剤の臭いがなくなり、エアコン吹き出し口からは無臭の風が出てくるようになりました。
洗浄2ヶ月
無臭のまま快適なエアコン生活が続いています。
つまり、洗浄成功です。
【対策】そもそもカビを発生させない方法は?
前述の通り、エアコンの臭いの原因はカビです。
しかし、防止することはできます。
できる限り【外気取り込み】にする
必要時以外は外気取り込み設定にすることにより、車内の空気が入れ替わりエアコン内にカビの原因が積もることを防止することが出来ます。
エンジンを切る前にエアコンをOFFにし、1,2分送風にする
エアコン内部で結露が起きる原因は、エアコン内部がエンジンを切った際に、急激に温度が上昇するためです。
では、エンジンを切る前に送風でできる限り外気と同じ温度にしてあげれば、結露を防ぐことができます。
まとめ
いかがでしたか。
エアコンの不快な臭いは内部にたまったカビが原因です。
また、今後同じようにカビを発生させないためにも外気取り込み設定を意識して使用する事をオススメします。
なお、[超簡単!VOXYのエアコンフィルターを5分で交換する方法とは]や[【VOXY】初心者でも簡単!エアコンのカビ取り手順5個]でもエアコンの臭いを解消する別方法が書いてありますので、時間がある方は引き続き、見て下さいね。
ダブルで実施すると効果が一層高まります。
そして、今回の記事以外にもVOXYのメンテナンス記事が多々あります!!
VOXY大好きのあなたに興味が出る記事だと思います。
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