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fa-arrow-circle-right途中、意外にVOXY70系での事例が少ないことに気づいたので、ノウハウをまとめておこうと思います。
自分で整備することが好きな愛車VOXY(70系)オーナーにとって、フロアジャッキを使ったタイヤ履き替えに挑戦するかどうかって一つの分岐点ですよね。
基本的に材料を揃えればいい!って思われがちですが、実は各作業のコツ(ポイント)を押さえることがもっと大事です。
実際に僕は初挑戦ながら、この記事に書いてある準備物とコツでタイヤの履き替えに成功しました。
fa-check本記事を読んだ後の姿
この記事を読み終えると、今後のタイヤ履き替えを自分で行なえそう!と自信がつくと思います。
<BEFORE>
<AFTER>
fa-arrow-circle-rightこの記事を読むことで、愛車のタイヤ履き替えを自分で行いたい!と芽生えると思います。
【結論】コツを押さえればできる
先に結論を書くと、フロアジャッキを使ったタイヤの履き替えは素人でも可能だと思います。
特に、以下ポイントをおさえる事が大切です。
①ジャッキポイントを知る
②ジャッキアップする前にナットを緩める
③必要な機器を揃える
このいずれかの要素が欠けてしまうと、作業が非効率になるだけでなく安全性にも影響が出てしまうことがあるので必ず意識しましょう。
【準備物】必須と任意で紹介
タイヤの履き替えに必要な準備物を紹介します。
【必須】フロアジャッキ
→このブログ自体のテーマでもあるので購入マストです。
本体のサイズが大きいのでサイズを把握しておくことが重要です。
【必須】ジャッキスタンド
これもマストです。
理由は「何らかジャッキが下がってしまった」時の備えになるからです。
fa-arrow-circle-rightあとから思いましたが、車と接する部分にゴムが付属されている商品が良いかもです。
理由は、車のジャッキポイントの変形を防ぐことができるためです。
【任意】クロスレンチ
これはベターです。
クロスレンチがあることでナットを締める・緩める際にクルクル〜っとレンチを回すことで手間を省くことができます。
クロスレンチでなくても自宅にあれば、ソケットレンチで代替可能です。
【必須】トルクレンチ
これは必須です。
理由はタイヤを取り付ける際に適正な力でナットを締める必要があるからです。
【必須】タイヤストッパー
これはマストです。
理由は、フロアジャッキで車体を上げる際に、ジャッキアップされていない側のタイヤが微妙に動くからです。
fa-arrow-circle-rightなのでこの準備物の中で唯一買い足したものです。
【任意】空気入れ
これは、あったら便利(ベター)です。
ちなみに、僕が空気入れを使う理由は次の通りです。
・ガソリンスタンドに空気を入れに行く手間が省ける
・自転車の空気入れにも活用できる
・デジタル計で確実に正しい空気量を充填できる
fa-arrow-circle-right高い買い物に見えますが、あると安心感が大きいです。
準備物の紹介が終わったので、次はジャッキアップのポイントを解説していきます。
【知識】ジャッキポイントを知る
準備物が揃ったら、次にVOXYのジャッキポイントを知ることが重要です。
なぜなら、車には必ずジャッキするための場所が設計されているからです。
・ジャッキポイントが説明書に記載されている
・リヤは二駆と四駆でジャッキポイントが異なる
→それでは説明書を見てみましょう。
<フロント部分>
イメージ図付きで分かりやすく解説されています。
このイメージ図の実際を以下に載せます。
<実際(フロント)>
VOXYの前方から覗くと、すぐに見つかると思います。
次にリア部分も確認していきます。
<リア>
リヤは二駆か四駆で車体底の作りが異なるようです。
リヤも実際の写真を載せます。
<実際(リア)>
フロントよりかは見つけにくいのですが、一部盛り上がっている部分です。
次からは具体的なタイヤ履き替えの流れを解説したいと思います。
【手順1】ジャッキの下準備(エアー抜き)
ジャッキの下準備としてエアー抜きをしましょう。
エアー抜きの方法は取扱説明書に記載されています。
僕が購入したジャッキは説明書に写真がなく、理解できませんでした。
色々ネットの情報を探した結果、ハンドルの棒を左右に回すことでガスの開閉をする仕組み。
ネットでググると「一部のナットを開ける」と書いてある記事もあるので注意が必要です。
【手順2】ホイールキャップの取り外しとナットを緩める
ジャッキの準備が整ったら早速VOXYをジャッキアップしたくなると思います。
しかし、もうひと手間加えておくことで作業効率があがります。
・ホイールカバーを取り外しておく
・ナットを緩めておく(十字レンチで取り外せるレベル)
ホイールカバーを事前に外しておくのは、ナット用の穴が狭く、十字レンチやトルクレンチが通りにくいからです。
<ホイールカバーを取り外したところ>
ホイールカバーは一部を引き上げるようにすると外れやすいです。
また、ナットを緩めておくのはジャッキアップしてトルクレンチで緩めようとすると車輪がまわてしまうからです。
このノウハウは両輪をジャッキアップするがゆえのノウハウです。
フロアジャッキは両輪を上げてしまうので車輪の回転を抑えるストッパーが無いのです。
<あとがき>タイヤストッパーを取り付けする
ジャッキアップと逆側にタイヤストッパーを取り付けすると、ジャッキアップ時に車が動くのを防止できます。
fa-arrow-circle-right前輪を上げる場合は後輪に、後輪を上げる場合は前輪にタイヤストッパーを取り付けしましょう。
【手順3】ジャッキで持ち上げる&ウマをかける
準備が整ったらジャッキポイントにジャッキを当て、少しずつジャッキアップします。
ジャッキアップ中に意識する点は次のとおりです。
・車がバランスを取っていること
・変な音が鳴っていないこと
車体が持ち上がったら両サイドにあるジャッキポイント(凹みがあるところ)にウマを差し込んでおきます。
<ウマの場所>
【手順4】タイヤを外す
準備が整ったらタイヤを外していきます。
主な流れは次の通り。
①トルクレンチで緩める(前の章でやっていない場合)
②十字レンチでナットを取り外す
③タイヤを取り出す
この流れはリヤタイヤも同じなので「型」として覚えておけばいいと思います。
ナットを取り外すと簡単にタイヤが外れます。
<タイヤを取り外したところ>
初めてタイヤを持つ人によって、思った以上にタイヤは重たいです。
体勢を崩すなど、怪我がないようにしましょう。
【手順5】履き替えるタイヤを取り付けする
先程説明した手順と逆の流れで新しいタイヤを取り付けて行きます。
流れは以下。
①タイヤを取り付けする(ずれていないことを確認)
②ナットを手締めで取り付けする
③十字レンチでナットを取り付けする
初めてタイヤを取り付ける際にはホイールの穴にハマらず苦戦するかもしれません。
タイヤ自体がかなり重たいので、無理やりしないのがコツです。
<手締め>
<十字レンチでの締め>
タイヤには回転する向きに指定があるものが存在します。
その際には、タイヤ側面にROTATIONという文字とともに矢印が書かれています。
必ず、この向きを守るようにしましょう。
→こういった回転方向に制約があるタイヤのローテーションは同じ側の前後同士で交換します。
【手順6】ジャッキ下ろす&トルクレンチで締める
最後にジャッキを下ろします。
ジャッキを下ろす際は次のことに注意すればいいと思います。
・ウマなど車の下に何も無いかを確認
・ジャッキ自体の油圧解除はゆっくり行う
僕は過去、何回もウマをしたままジャッキを下げてしまいそうになったことがあります。
無事に車がさがったら、トルクレンチでナットを締めましょう。
<ナットを締める>
この際、体全体で体重をかけるのでは無く片手で力を入れるぐらいで良いと思います。
理由は、ナットを締めすぎてしまうので。
【手順7】リヤも同様
ここまでの説明をリアにも行います。
作業は全く同じなので、画像をダイジェストで載せていきます。
(一部画像を取り忘れたので、別の箇所で代替しているものがあります。)
<ナットを緩めておく>
<ジャッキポイントを合わせる>
<ジャッキアップ&ジャッキスタンド設置>
<タイヤ外す>
<タイヤを取り付けする&十字ナット>
<ゆっくり下ろす>
<トルクレンチでナットを締める>
これでフロアジャッキを使用したVOXY70系のタイヤ履き替えは完了です。
お疲れさまでした!
まとめ
この記事では、フロアジャッキ初心者でもVOXY70系のタイヤ履き替えをする方法を解説しました。
一見難易度が高い作業だと思われがちですが、コツを押さえることで難易度が一気に下がります。
なぜなら、高いと思われがちな工賃にこれだけの作業が含まれていることを理解できるからです。
ということで、まずは準備物を揃えるところからですよ。
記事に書いた準備物を再掲しておきます!
【必須】フロアジャッキ
【必須】ジャッキスタンド
【任意】クロスレンチ
【必須】トルクレンチ
【必須】タイヤストッパー
【任意】空気入れ
あなたのタイヤ履き替えが上手くいきますように!